2階北側の軒ドイ及び縦ドイの工事 その2
次は縦ドイの設置です。
これも既存の縦ドイを全て取り外します。
私の場合はつかみ金具の古いタイプのものでしたので交換することとしたので外しました。
同じ箇所につかみ金具を付けないので、もとの箇所には穴が開いてしまいます。
放置することはできないので、パテ等を使用してキチンと埋めておきましょう。
わたしはコーキング剤で埋めました。
まずはつかみ金具をステンボルトで固定します。
そして縦ドイを仮固定して、ある程度の位置決めをします。
位置が決まりましたら、集水器下のエルボーと縦ドイ上に仮に接続したエルボーとのだいたいの距離を測って呼びドイを切断します。
呼びドイとは集水器下のエルボーと縦ドイ上のエルボー間にある斜めにはしる縦ドイのことです。
ここで注意が必要なのがエルボーの接続方向です。
実際にエルボーと縦ドイを接続してみるとわかるのですが、接続方向を間違うと雨水が漏れてしまいます。
接続の際には雨水の通りを考えて接続しましょう。
縦ドイを切断して呼びドイを作りましたら、接着剤を使用してしっかりと接続します。
集水器からの呼びドイの接続が終わりましたら、同様に下の呼びドイの部分を作り接続します。
また写真でもわかるように、2階の屋根にはもう1箇所雨どいがあります。
本来ならばこの箇所も交換すべきなのですが、この場所は少し奥にへこんでいるため、1階の屋根が邪魔となり2連はしごをかけることができません。
1階の屋根の上にはしごをかけることも検討しましたが危険なのでやめました。
幸いトタン製の雨どいですが腐食することなく雨漏りもしていませんので交換は行いませんでした。
この箇所は雨漏りが発生しても、1階の屋根に雨が落ちる程度なので問題はないと考えました。
どうしても交換が必要な場合には足場を組むしかないようです。
これにて2階北側の軒ドイ及び縦ドイは終了です。