この箇所の雨どいはL字型となっており、軒ドイの長さがあるものです。
手順としては他の常時と同様に、既存の雨どいの撤去を行います。
既存の雨どいをもとにして、新しい雨どいを作ります。
接続順としては、止まり、軒ドイ、集水器、軒ドイ継ぎ手、曲がり、軒ドイ、軒ドイ継ぎ手、軒ドイ、止まりの順で接続していきます。
次に既存のとい受け金具の間に新しいとい受け金具を設置していきます。
全てのとい受け金具の設置が終わりましたら、新しい雨どいを載せてとい受け金具のツメを折り返して固定します。

次に集水器の下に縦ドイを接続します。
接続順は、集水器下エルボー、呼びドイ、エルボー、呼びドイ（つかみ金具3箇所で固定）となり、最終的には雨水浸透枡へとつながっています。

写真を見ると変わりますが、この箇所の集水器と集水器下の呼びドイの色が他のものと異なります。
これは、この箇所は今回の雨どい交換工事の相当前に壊れ、トタン製の呼びドイに穴が開き大きな水漏れを起こしていたため、既に交換を行っていたためです。
ちなみに交換を行ったのはプロなのでしっかりとした施工となっています。
これで1階南側及び東側の軒ドイ、縦ドイの工事は完了です。