交通ルールを守るための教則

高速道路での走行 その3

高速道路での走行

高速道路特有の運転マナーとしては、交通事故や自然渋滞等による渋滞が発生している場合にはハザードランプを点灯させて後続車に知らせるものがあります。
多くの後続車がハザードランプを点灯させているのを確認したらハザードランプを消しましょう。

 

高速道路では料金所やパーキングアリアを除いて停止してはいけません。
ただし、危険を防止するためや故障などでやむなく停止することはできますが、かならず十分な幅のある路肩に停止する必要があります。

 

故障やガソリン切れなどでやむなく路肩に停止する際には、ハザードランプを点灯させ後方には停止表示器材を置く必要があります。
パンク等でタイヤ交換を高速道路上で行うと大変危険なので、故障等の場合には車を停止させて停止表示器材を置いた後には、車内に残らず安全な場所に避難して、非常電話を利用して依頼することをオススメします。
タイヤ交換最中に高速走行中の自動車と接触して死亡する事故は良くあることです。

 

目的のインターチェンジに近づきましたら一番外側の走行車線に早めに車線変更して走行します。
出口には減速するための車線がありますので、早めにウインカーを出して車線変更し速度を落とすようにしましょう。
高速走行後は速度感覚が狂っていることが多いので、スピードの減速に当たってはスピードメータを目視して確認することが大切です。
ETC利用者は十分に減速してから通過するようにしましょう。

 

高速道路から降りたときの走行も十分注意が必要です。
高速走行に慣れた後に一般道路を走ると、どうしてもスピードを出し過ぎる傾向にあります。
高速道路を降りた後の一般道は特に注意しましょう。