交通ルールを守るための教則

曲がり角やカーブでの走行 その1

曲がり角やカーブでの走行

曲がり角やカーブを走行する際に注意が必要なこととしては、曲がり角やカーブにさしかかる前の直線において十分減速することです。

 

スピードを出した状態でブレーキを踏む場合、直線では比較的安定して減速することができます。
しかしハンドルをきった状態や車の態勢が崩れている状態でブレーキを踏むとハンドルをきっているにもかかわらず直進してしまう、または後ろのタイヤが横滑りしてしまうことが考えられます。
また、スピードが出た状態で曲がろうとすると対向車線にはみ出すなど危険な走行となりますので十分減速してから曲がるようにしましょう。

 

もしもオーバースピードで曲がってしまい、ハンドルをきっているにもかかわらず直進してしまう場合には、ブレーキやアクセルを踏むことなくハンドルだけをきって曲がるようにしましょう。
ここでブレーキを踏んでしまうとフロントタイヤがすべり直進するだけとなってしまいます。
最近の車は性能がいいので、多少のオーバースピードでもハンドルをきれば曲がってしまいますので、勇気を持ってブレーキから足を離すように心掛けましょう。
とはいえ、これはフロントタイヤが滑り出してしまった最悪の状況において行うことなので、基本は事前に十分スピードを落とすことにあります。