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お風呂場のタイルの補修 その2

タイルの目地の補修ではなく、タイル自体がはがれてしまった場合の補修の方法について紹介しましょう。
まず、タイルがキレイに四角くはがれ落ちた場合は問題ないのですが、割れてしまい一部分のみ落ちてしまった場合などは、割れてしまったタイルをキレイにはがす必要があります。
割れてしまったタイルをはがす方法としては、まず初めに割れたタイルの周辺の目地を取り除く必要があります。
これを行わないで、タイルの目地がついたまま無理やりタイルをはがそうとしてしまうと、割れていない問題のないタイルまではがれてしまうことがありますので、絶対に止めましょう。
タイルの周りの目地はマイナスドライバー等で欠き取ることができれば問題ありませんが、ひび割れていない目地は簡単には取れません。
よってマイナスドライバーを目地にあてて金づちで軽く叩いて取り除きましょう。
目地の部分を取り除いたら、タイルの下側にマイナスドライバーを入れて軽くと金づちで叩いてタイルをはがしましょう。
タイルがはがれましたら、残っている目地を再度キレイに取り除きましょう。
はがれ落ちたタイルを再度使用できる場合には、タイルの裏側に付着しているものをキレイに落として洗いましょう。
目地を取り除いたら壁の下地をキレイに洗いましょう。
下地をキレイに洗ったら十分に乾かしておきましょう。再度使用するタイルの裏側についても同様に乾かしておきましょう。
十分乾きましたら、タイル用接着剤をタイルの裏側に塗って貼り付けます。
その際には、多少厚めに接着剤を塗りましょう。
貼り付けると接着剤が目地の部分にはみ出ますので、乾いた布でふき取りましょう。
あとは”その1”で説明した要領で目地を埋めていきましょう。
補足として、目地を埋める際にセメントがはみ出てしまった場合には、濡らしたスポンジを十分に絞ってふき取る作業をタイルの面がきれいになるまで繰り返します。
タイルの面が乾いて白い粉が浮いてきたら、乾いた布でつやが出るまでふき取ると完璧です。