設置工事 テレビドアホンケーブルの配線 その2
テレビドアホンケーブルは壁を抜けて屋外に出ます。
グレーの配線がテレビドアホンケーブルですが、写真のように既存の電話配線に結束バンドで繋げて配線してます。
ここで気になるのが電話の配線です。
テレビドアホンケーブルは雨水が入り込まないように、ケーブルを垂らして下から屋内へと入っていますが、電話ケーブルはそうではありません。
屋内には塩ビ管を通して入るようになっており、塩ビ管に勾配を付けて設置していることから雨水は入り込みませんが、勾配がなければ入り込み可能性はあります。
壁に穴を開ける、配線を通すような場合には、雨水がケーブルを伝わって屋内に入り込まないように注意することが必要です。
電話ケーブルは軒下を通っており、テレビドアホンケーブルも電話ケーブルに結束バンドでとめて配線しました。
電話ケーブルは途中から電柱へと向かってしまいますので、そこからはテレビドアホンケーブル単独で配線をします。
写真のようにステップルを使用して配線をとめていきます。
テレビドアホンケーブルは家の軒下を通し、縦ドイを伝わして地面へと降ろしていきます。
テレビドアホンケーブルは軒下など外圧がかからない所では保護することなくそのまま配線していきますが、地面など踏まれることによって断線の可能性がある箇所を配線する場合には保護する必要があります。